2009年9月17日木曜日

人妻 出会い怪しい

人目ひくだろ?とか思って・・・。
それでもまぁテクテクと30分の道のりを歩き始めたわけ30分あれば着く道のりを1時間前に出たんだからね。
相当時間的に余裕がある。
おれは歩道のわきの盛り上がった部分の上を歩いたりしてチンタラチンタラ歩いてったわけ。
ちょっと先生の事に思いをはせて見る。
明るい盛りにラブホ前で待つ先生・・・。(ブハ有り得なね~!超有り得ねぇ)
一人想像しながらあまりのリアリティの無さに思わず噴出す俺だった。
俺が何でそのラブホを選んだかと言うとこの辺では珍しく民家が少ない
っていうか周辺が雑木林だったの。
まぁ逆に言うとだからこそラブホが建てられたってのもあるんだろうけど。
で、そこに高速だけが上をスーっとコンクリの無機質なグレーでビヨ~ンと長ったらしく通ってるだ
けなわけ。
要するに人目がないんだよね。
だから選んだという・・・。
で結局、最大級にチンタラ歩いても20分前後でその雑木林が見える所まできちゃった・・・。
時計を確認する俺。
「はやっ」
まだ4時20分かよ、不思議と時間を引き延ばそうと思う時に限って時間がたつのが遅いんだよな。
あ~もうそう思ってる間にも雑木林が目の前に迫っているわけ・・。
痴漢注意と赤い文字で書かれた看板が目に入った。
確かに痴漢が出そうな雰囲気だった。
だってエロ本とか無造作に捨てられてんだもん。
雨ざらしになって変色したりして。
が、逆にそれが妙に厭らしさを感じさせるんだよな。
実を言うと何で俺がここのラブホを知ってたかと言うとこのエロ本拾いを小学校のころ友達としてたからなんだが。
で、まだ明るいのにもかかわらず気の早いヒグラシっていうの?
あのカナカナカナ・・・とか夕方になると物悲しく鳴くセミ。
あれが鳴いてんのよ。
あのロケーションで鳴かれると何だか雑木林に死体でも捨てられてんじゃね?
みたいな気になるわけ。
実を言うと小学校の頃、実際ここに虫取りに来た友達が、そこで自殺してる奴見つけた事あんのよマジ。
ノイローゼだったらしいんだけどね。
いや、んな事はどうでもいい。
そんな余計な事を考えるからますます気持ちが萎む俺だった。
(あ~やめときゃよかったな)と思いつつもここまで来ちゃったら引っ込みがつかない。
俺は雑木林の中の舗装された細い道路をテクテク歩いていったわけ。
あ~もう!蚊ウザイ!やぶ蚊がプンプンいってんの。
俺は歩調を速めてラブホに向かって歩いていった。
ラブホは雑木林を抜けたところのちょっと坂を上がった小高いところにある。
ま~いわゆる普通のラブホだ。
見えてきた見えてきた・・・。
さすがにここまで来るとちょっとドキドキする俺。
(先生が来てたりして?)みたいなありもしない妄想が急に脳内を巡り始めた。
もうあとちょっとでそれが確認できる位置だ。
が、確認したいような確認したくないような複雑な気持ちに襲われる俺だった。
だって居ないの確認しちゃったらもう終わりじゃん?
俺は意図的にインコース側を歩き確認しにくい位置で歩を進めたわけ。
が、んな姑息なジラシ自演術など大した引き延ばしにもならないわけで。
もう俺がヒョイとアウト側に体を傾ければラブホの入り口部分を確認できるところまで来てしまった。急に立ち止まる俺。
(ど、どうしよ?せ先生が立ってたら・・・)馬鹿な俺はこの期に及んで急にトキメキはじめてんの。
深くス~っと息を吸いハァ~と吐き出す。
で、ゆっくりと体を右に傾けはじめる俺。
(た、頼む居てくれ・・・いや居るわけね~・・・いやでももしかして・・)ドックン!ドックン!と波打つ心臓の鼓動。
え~い!面倒くせー!俺は意を決し体を完全に右に逸らしラブホの入り口部分を確認したわけ。